俺は末澤誠也に落ちていない〜THE BOY FROM OZ レポというより感想
主は、佐野担である。
兵庫県出身関西ジャニーズJr.Aぇ! group佐野晶哉20歳担当である。
佐野担です。
ちょっくら歌にうるせぇ佐野担がお送りいたします
かつて芥川龍之介は「自担ではないメンバーの外部舞台に行くこと」と書いて「浮気」と呼んだ。いや、呼んでないけど。
OZなんて行くもんじゃなかった。
うぉ〜〜〜〜!?!!
末澤誠也に個人仕事!!!!!!!!!!!!!
個人仕事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
個人仕
とりあえず「末澤誠也に個人仕事しかも外部のミュージカルが決まった」という事実が素晴らしすぎて坂本くんのミュージカルに出演することの凄さをわかってない私。
私的ジャニーズの舞台といえば圧倒的光一くん、若手のきょも、以上。
お前如きがジャニーズを語んな
V6はもっぱらイノッチと岡田くんだったし、坂本くんは「MDでリーダーと愛かたを歌ってた歌のうまいイケオジ」いやジャニオタ失格。
この時点での私、Jr.にしては結構ヤベー舞台で役もらったということに気付いていない。
チケ代高いにしろ末澤誠也のミュージカルの発声を生で聴く機会など二度と来るかわかんねーな、チケ代高いにしろ、、、関東の現場だから交通費大してかからんし、、、チケ代、、、いや、、末澤誠也、、、チケ代、、、末、、、、
来ちゃったよね〜〜〜〜〜
東急シアターオーブは高貴というよりとにかく綺麗。。Hikarieがそもそも綺麗だしシアターオーブはそれ以上に綺麗だし景色も良いし。景色代で5000円は取られてる気がする。
1幕
ウオウオウオウオウオウ
まず"ヤング・ピーター"と"リトル・ピーター"がキャストに組み込まれてるのを見て「最初は子役ちゃんだけで進めるのかな?」と思ったがそうではなかった。
勿論最初に子役ちゃんは出てくるのだが…それと共に坂本昌行パイセン様が演じるピーターが幼い頃の悲しい過去を語っていく。
ユーモアというかアメリカンジョークというか…日本語だけども日本にはないノリで「これが本場か…ここはアメリカのブロードウェイか…」いやここは大都会渋谷です。
そして幼い頃から芸の才能があったピーターを表現するタップダン…
タップダン!?!??!!?
いやその子役の子もマサも楽しそうにタップダンスしているが…ボクちゃんタップダンスができるの!?君ぐらいの歳くらい時お姉さんスキップすら危うかったわよ!?(おい)
子供ながら一流。ちびっ子ちゃん( ◜▿◝ )とヤングリトルピーター役のSNSでの投稿にいいねしていた自分よ。数多くのフレジュを差し置いて劇団四季帰り大東立樹くんがセンターで無双している理由がよくわかる。
そして友人とエセ兄弟バンドを作って(なんで)テレビで歌ったり、香港やNYに行ったり、ライザと結ばれて別れたり……よくわかった。1幕で十分波瀾万丈なピーターの人生はよくわかった。
まだ2幕があるそうだ。
ノンフィクションだとしたらこの人絶対人間じゃない。
1幕終了後
ちょっと待って 私って天使と契約した?
このまま死んで天国行っちゃうのかな。自担と巡り会えて人生悔いはないけど強いて言えばあなブツ最終話まで見てから死にたかったな…嗚呼
いやね、もうね、
全てが最高品質のエンターテイメントなの。ほんとに(幼児退行)
まずキャストさんの演技と歌唱力。
坂本昌行、紫吹淳、今陽子、鳳蘭ってそりゃ末澤誠也もスタッフさんから相当の圧とプレッシャーかけられるわ。最近つべで狂犬キャラが無双してるのはスタッフからの圧力鍋にぶち込まれて美味しく調理されたからに違いない。
日本の年功序列老害クソシステム〜なんて言う輩を欧米化の崖から突き落とす準備はできた。年功序列こそ正義。実力と経験こそが物を言うミュージカル界。
それに生オケ。ニュージーズとは違って楽器隊の精鋭方がステージにいるので臨場感が増す。アンサンブルの歌声と生の楽器の美しく迫力のある音色は1万3500円では測れない価値がある。ゾクッって全身に響き渡る感覚は生で見た人だけの特権だ。グヒヒ。
いやさ、
ってかさ、
末澤誠也出てよかったの?
ジャニーズの若手それもJr.が出てよかったの?
てか本当に出るの?
もうこの時点で何も信じられなかった。末澤誠也はAぇちゅーぶのスタッフさんが信じられないようだが私は末澤誠也をこのミュージカルに起用した裏方のお偉いさんが信じられない。いいのか。本当によかったのか。もしかしてこれはメインキャストに見せかけて2シーン目で既にナレ死して歌もアンサンブル以外歌わない展開が待ち受けているのでは?
2幕
「2幕始まったらすぐに出てきます!」といった旨のレポがあったが真っ赤な嘘でした。すぐには出てこなかった。物語の内容に集中したいがハラハラ、ドキド
二階席、全員これ
─────────────────────────
【OZ 昼公演 レポ】
末澤誠也 チビ
─────────────────────────
ちっさ!?!!!?
いやちっさ!?!!!!?!!
それとも他の演者さんの足が50mくらいあるとか??
ちっさ!!!!!!!!!!!!!!
という茶番…というより事実は置いといて
いつもグレショーで彼の舞台上での演技を見てるから対比がよりわかる。これはブロードウェイミュージカルに立つ末澤誠也、いや、グレッグだ。
自信をしっかり持ち堂々とグレッグを全うしている。相手が大先輩?どうかしましたか?と煽られているような演技っぷり。目の前の演技に圧倒されて細かいセリフなぞ一つも覚えていない。
いつものキンキンしたニホンザルの子どもボイスを出す声帯はミュージカルに求められる野太いかつ会場に通る声にもなれるのだと感動。この為に用意されたのかと言えるほど天からの授かりものにしか思えない。地声が高いという長所はよく通る声とも言い換えることができるんだなぁと肌で感じた。
映像向きの人だと思っていたが、ミュージカル、合うな。
そしてグレッグが自身のエイズを告白する場面
目が死んでいた。
ずっと死んでいた。
心ここに在らずで希望も何もかも失った魂からの演技。
この演技が本当にうまい。
主人公の心情に寄り添った…(いや寄り添うなんて優しい言葉で済ませたくないが)演技はグレショーで培ったものありきだなと感じた。さすがジャニーズ。まだJr.だけど
そして私的末澤誠也ミュージカル評価最重要項目
「歌」
いや〜ね
贔屓目なしに見ても
まだまだよ(どの口が言うてんねん)
そりゃ大ベテランの取締役会レベルの方々とお局様(ちなみにぴちぴちティーンの私、お局という言葉はヤンタンで知った)に入社1年目(インターン経験はあり)くらいの人が入ったところで対等になるなんて無理なのよ。無理。
でもあれは少なくとも入社1年目ではない
こんな大規模でクオリティの求められるミュージカルに初めて飛び込んだとは思えなかった。特にPRIDEの末澤誠也=今の末澤誠也の歌と思い込んでいたいちファンとしては特に。
と言うのも、OZ関連の雑誌のインタビューを読んでいる人はご存知かもしれないが末澤誠也はインタビューで「今までやってた発声とは全く違って0からやっている」といった旨の内容を多くの媒体で話している。
これ、冗談抜きでかなり”全く違う”。
そもそも歌の発声というのも私的には大きく2つに分けられると思っている。「カラオケで歌う曲の発声」と「クラッシックや舞台寄りの発声」
そしてこれを両立するのは極めて困難である。
以前大学時代に声楽を専攻していた人と話す機会があった。その際話の流れが学生ありがちな「カラオケ行きたいよね〜」になり「でも〇〇さん歌むっちゃうまいから高得点取れそう!!」と言ったら「いやいや私カラオケはだめなのよ、特にJ -POP」と返されてしまった。身近に声楽とか合唱やっている人がいたら聞いてみてほしい。謙遜抜きでも7割方はこう返してくるのでは?
「え!?でもミュージカルやってるジャニーズってグループで歌っててもうまいじゃん!」と思うかもしれないが、あれは「うまく歌えているように見えるが客観的に見るとミュージカルの歌い方が憑依してクセが結構強い」という事実に気づけていないだけである。あーむっちゃ炎上しそう。全員が全員そうだとは言っていないので許して。
とはいえミュージカルの歌い方が憑依したところで「下手」にはならないのである。クセが強いけど音程を外したりすることは少ないし。
ただ、逆の場合はそうもいかない。
身近な例で例えてみよう。貴方が学生だった時、自称カラオケがうまいクラスメイトがいなかっただろうか?その人が合唱コンクールの練習の時に浮いていて「うるせぇ…こいつのせいで調和が…」と思ったことはないだろうか?私はある、人生1回目だけど500万回くらいある。今回の末澤誠也はまさにそのパターンになりかねないのである。
いや、かといってAぇ担としてはミュージカルに全振りされても困る。PRIDEは末澤J -POP誠也にしか歌えない。あの力強く会場を支配し無双する末澤誠也を失ってしまってはAぇ! groupは死ぬ。確実に死んでしまう。
ここまでタラタラと歌フェチの語りを続けてきたが
要するに
末澤誠也でさえもミュージカルで歌がうまいと思われるのは相当に相当の努力が必要なのである!
で
実際
あの中で
浮いていない
浮いていないのである
末澤誠也とは思えない低い声にビブラートをかけ野太い歌声を出していた。普段は聞かない末澤誠也の低音。
特に霊界*1からお送りした「I honestly Love You 心込めて アイ・ラブ・ユー」はまるで少年のような美しく儚くでも強さはある。むしろ熟練の人が歌うより、ちょっと浅い歌声は若くして死んでしまった彼をブラッシュさせると考えたら心に来た。グッ儚い…
本当に努力したんだなぁ………
彼の歌そして演技に想定以上に驚かされているうちにあれよあれよと話が進み気づいたらエンディング(あれよあれとというか、普通に内容を思い出すのがめんどいだけなんですけど…内容もちょっと難しかったし)
エンディングはみんなでサンバを踊る。なぜ、なぜサンバ。いや何故サンバかちゃんと理由があるのだろうかジャニーズトンチキエンターテイメントに慣れてしまった私は「フォ~~楽しい~~~サイコ~~~」と楽しく手拍子をしていた。末はマラカスを持って楽しそうに踊っていた。
双眼鏡で上手側にきた末澤誠也を追っかける。
うん、やはり楽しそうに踊ってる。
後ろを向いてターン…客席側にに振り返った瞬間
一瞬だった。
体の中にイナズマが走った。
一目惚れってこれなんだ。体がふわふわした。
とにかくすごい楽しそうだった。暗い役を見ていたから余計に映えたのだろうか。鮮明に残っている。
双眼鏡越しだし目があったわけでもない。末澤は現場落ち系アイドルと巷ではよく聞く話だが本当にそうだった。これは落ちてしまう。
あの双眼鏡から見えた末澤誠也の笑顔は一生忘れない(某漫画風)
どうしよう。ネタ抜きでガチ浮気じゃん。私は佐野担なんだって。ここまで佐野晶哉の公式写真を全種買い個人うちわを買いアクスタを買い佐野晶哉の懐に貢献してきたんだよどうしてくれるっていうのさ。私の今まではなんだったんだよ。100万円手に入れてるのを見てたかがファンなんて大したことないんだなとか思ったけど
「私はまだまだ初心者ながらも1年以上佐野担をやっていて」
「私はAぇを画面の向こう(?)から見てても彼には落ちなくて」
「27歳いや今年28歳になるジャニーズJrを推すのはなんか違うなって」
「彼は今ドラマの撮影を頑張っているのにそんな中で自分のファンが末に落ちたらとか可哀想すぎて」
「でも末澤誠也が光りすぎて!!!!て!!!!!!」
といった内容を終演後同行者に熱弁していた(らしい)
ああ…
なんでだ………
同グループ内の掛け持ちってあらゆるオタクを的に回しそうだしただでさえデビュー組も掛け持ちしてるのにとてもじゃないけど財力が追いつかないとは言いつつせーちゃんけんちゃんのグッズを割と買ったりしている
ほんとさぁ……開演前に東急ハンズで5000円もする10倍双眼鏡買ってきたのは誰だよ…なぁ同行者………「買ってきて欲しいな〜」って言ったのは誰だよ…俺だよ……
落とされちゃったよ………
いや
落とされたと思ったら、負けだ!!!
私は、末澤誠也に落ちていない!!!!!!!!!!
ワンモアプリーズ
私は、末澤誠也に落ちていない!!!!!!!!!!
落ちた落ちてない論争で忘れかけてたけどTHE BOY FROM OZ最高でした!!演技は勿論だけど歌しかりオケ然り音楽が本当に良かったです…まさかマブの部活の講師が関わってるというのを聞いた時はビックリです未成年のうちにこんな貴重な体験ができて良かったです…
このご時世大変なことも多かったと思うますが、カンパニー全員で完走おめでとうございますそしてお疲れ様でした!再演があった際は己の身で稼いだお金で是非お伺いしたいと思います!その時は是非グレック演:末澤誠也 を何卒よろしくお願いします
さぁ
2週間後はサマパラ(早!当落から当日まで短くない?)無事開催されることを祈りつつ…私は果たしてどうなってしまうのか。
緑のペンラを二本持ちAぇ! group佐野晶哉とデカデカと書いてある個人うちわを持っているのか。
頼む、末澤誠也。2年前のドリアイ黒染めビジュはやめてね。本格的に落ちるので。
追:サマパラ中止になっちまったしドラマで金髪染めてアリーナ立つし3ヶ月で色々ありましたね。今もしっかり佐野担ですよ。え?スマホの裏は末澤誠也(26)を挟んでいますが。